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  • 2016.10.04

糖尿病に注意しましょう!

糖尿病とは、食事によって体内に吸収された糖質(炭水化物)が有効に使われず慢性的に血液中にとどまることで血糖値が高くなってしまう病気です。初期には自覚症状がありませんが、放置すると血管の動脈硬化が進行して深刻な病気の原因となります。特に細い血管や神経の障害が起こりやすく、網膜症、腎症、神経障害が三大合併症といわれます。

糖尿病は国が特に力を入れて予防や治療に取り組んでいる疾患ですが、それは以下のような数字が根拠となっています。

・年間治療費が総額1兆2千億円以上かかっている
・糖尿病による目の病気で年間3000人以上が失明している
・糖尿病が原因の足壊疽により年間1万人以上が下肢を切断している
・糖尿病により11万人以上が透析を行っている
・脳卒中や心筋梗塞のリスクは健常者の3倍以上に上る

筆者も産業医として眼が見えなくなったり透析が必要になった従業員との面接を数多く経験してきましたが、仕事ができなくなり退職を余儀なくされた人も少なからずいました。

一方、糖尿病になっても血糖値を良好にコントロールすることで、合併症を予防したり合併症の進行を抑えることができます。糖尿病の9割は過食や不規則な食生活、運動不足など生活習慣の問題が原因となる2型糖尿病であり、食事療法と運動療法が基本的な治療になります。

糖尿病の治療は自覚症状が現れてからでは間に合いません。定期健診を毎年受診し、気になる所見があったら早めに生活習慣を見直すとともに、医師や保健師など専門家のアドバイスも受けるようにしてください。

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