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東京銀座の産業医事務所 セントラルメディカルサポート

Column記事

2019.03.03

喫煙と怪我のリスクの関係

喫煙により脳卒中や心臓病、がん、認知症などが増えることは、多くの方がご存知だと思います。最近それに加えて、様々なリスクが増加することを示すエビデンスも集まりつつあります。

今回紹介するのは業務中の怪我と喫煙の関係について調べた研究です(下記参考文献参照)。この研究では日本の某事業場で5年間、喫煙の有無と業務中の怪我の頻度についての調査が行われました。その結果、喫煙者は非喫煙者に比べて職場での怪我のリスクが約7割高く、特に高ニコチン依存群では怪我リスクが約2倍になることが明らかになりました。

怪我リスクが上昇する機序には不明な点も多いのですが、タバコに含まれる化学物質による感覚障害や認知機能障害などが影響していると考えられています。こういった情報を従業員に伝えることで、職場での禁煙対策を進めるきっかけにしていただければと思います。

*参考文献
Relationship Between Nicotine Dependency and Occupational Injury in a Japanese Large-Scale Manufacturing Enterprise: A Single-Center Study
Morita, Yusaku, MD, PhD; Ohta, Masanori, MD, PhD; Jiang, Ying, PhD; Tanaka, Hiroshi, MD; Yamato, Hiroshi, MD, PhD
Journal of Occupational and Environmental Medicine: December 2018 Vol60 p e656–e662

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