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東京銀座の産業医事務所 セントラルメディカルサポート

Column記事

2015.05.08

平成26年度 労災発生状況

平成27年4月28日に、厚生労働省から平成26年度の労災発生状況についての報告書が
公表されました。
参考:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000083803.html
報告書の大まかな内容は以下の通りです。

・ 労働災害による休業4日以上の死傷者数は長期的には減少傾向にあるが、平成24年まで
 3年連続増加し、平成25年は4年 ぶりに前年を下回ったが、平成26年は再び増加に転じた。
 (年間で11万9535人)
・ 死亡者数も、長期的には減少傾向にあるものの、近年依然として1,000人を超える水準で
 推移している。(年間で1057人。昨年より微増)
・ 重大災害は平成25年は4年ぶりに前年を下回ったが平成26年は再び増加に転じた。
 (年間で292件)

以上のように、平成26年度は全体的に労災件数が増加しており、国としても労災予防を
重点対策項目に挙げています。

なお、休業4日以上の労災原因として一番多いのは「転倒」で、第2位の「墜落・転落」も
含めると4割近くに上ります。
こういった転倒・転落事故が増えている背景には、定年延長等による高齢労働者の増加が
関係しているとの意見もあり、特に建設業・貨物取扱業・不動産管理業・運送業・介護業
などの業種では継続的な転倒転落防止対策が必要です。

また「交通事故」は、休業4日以上の労災原因としては1割以下ですが、重大災害(一時に
3人以上の死傷者を伴う災害)の原因に限定すると約半数を占めます。
通勤も含めれば交通事故はどの業種でも起こりうる労災原因ですので、飲酒運転の防止は
当然のこととして、「過労状態での運転機会を減らす」「事故防止の意識啓発を継続する」
といった対応を心がけるようにして下さい。

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