2018年9月11日、国立がん研究センターは全国のがん診療連携拠点病院でがんと診断された患者の3年生存率、5年生存率を公表しました。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html
がん全体の3年生存率は71.3%、5年生存率は65.8%でしたが、乳がんや前立腺がんの長期生存率が9割を超えていたのに対し、すい臓がんの5年生存率は1割程度と、部位によって予後が大きく異なることが示されました。
一般的に、がんが完治したか否かは5年間の経過観察で判断します。本データの生存率には再発患者数も含まれていますが、がんは3人に2人近くが治る病気になりつつあるといえるでしょう。また、60代で定年を迎えるまでに、6人に1人は一度はがんを経験する、といったデータもあります。こういった調査結果を生かして、各社でもがん患者の就労支援を強化・実行するようにしてください。
Column記事
2018.09.12
がん部位別生存率データ
著書のご紹介
心療内科産業医と取り組むストレスチェック集団分析
出版:第一法規株式会社
Contents
住所:〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-1
みゆきガーデンビル5F
TEL:03-3573-0556
FAX:03-6228-5100
アクセス:
地下鉄銀座線・日比谷線・丸ノ内線
銀座駅B3出口より徒歩2分
みゆき通り沿い