産業医事務所 セントラルメディカルサポート

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  • ストレスチェック 義務化
  • 2016.06.06

産業医にストレスチェック対応を拒否されたら?

ストレスチェックの実施期限を11月末に控え、導入に向けた準備を急いでいる会社は少なくないと思います。私も多くの人事担当者から様々な相談を受けますが、その中でも多いものとして「ある事業場の産業医が協力してくれないのでどうすればいいか困っている」という相談があります。具体的には、産業医から以下のような理由で協力を拒まれることが多いようです。

・責任を負いたくないのでストレスチェックの実施者になりたくない。
・メンタルヘルスの専門知識がなく、高ストレス者面接を担当したくない。
・面接指導を求められれてもどうすればいいか分からない。

厚生労働省から公表されている実施マニュアルではストレスチェックの実施者及び高ストレス者の面接指導については、職場の状況をよく知る産業医が担当することが望ましいとされていますが、「これらの職務を産業医に強制的に義務付ける」規定はありません。
ストレスチェックは全く新しい制度であり、どのような対応が必要になるかも分からないことを考えれば、メンタルヘルスに詳しくない産業医が法的リスクや業務負担の増大を懸念して二の足を踏んでしまうのも無理からぬことかもしれません。
しかし、対応を断られた会社としてはどうすればいいでしょうか?

この場合、まずは産業医とストレスチェック制度について情報共有し、「産業医に責任を負わせる制度ではないこと」「過大な負担が発生するわけではないこと」を理解してもらい、協力を要請すべきです。
それでも産業医が後ろ向きな場合は、産業医を変更するかストレスチェック実施を外部に委託するしかありません。
最近は比較的安価に高ストレス者面接を引き受けてくれる機関もありますので、早めに確認してみるといいでしょう。
また、他の事業場の産業医に依頼する方法もありますが、テレビ会議などITを用いた面接指導には制限があることも覚えておいてください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150918-1.pdf

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